- ホーム
- 当院のCKD治療について
- チーム医療
- 栄養サポートチーム
栄養サポートチーム
入院患者さんの栄養状態が悪いと病気も治らなかったり、合併症を引き起こす原因になったりします。
そこで当院では、栄養が充分に摂れない状態であったり、食べる量が足りていなかったりしている患者さんに、病態や治療に合った栄養療法を考えていく栄養サポートを行っています。
医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・臨床検査技師・リハビリスタッフ・医療事務スタッフ、歯科衛生士など、それぞれが専門的な知識や技術を出し合い、職種の垣根を超えて最良の栄養支援をするのが栄養サポートチーム(Nutritional Support Team:以下NST)です。NSTは専門スタッフを中心に、病院の全スタッフがNSTのメンバーとなっています。
NSTの主な活動
- NST検討会
毎週月曜日に、栄養サポートが必要な患者さんのためのディスカッションや、各部署からの臨床報告、症例検討を行っています。 - コンサルテーション
NSTメンバーはいつでも、スタッフからの栄養療法に関する相談を受け付けています。 - NST回診
週に1回、回診を行っています。実際に患者さんの病室に伺い、栄養状態や全身状態などを診ていきます。食事の内容を変更したり、場合によっては静脈栄養や経腸栄養を考えたりします。どのような栄養療法が必要なのか、チームで絶えず意見交換を行っています。 - NST外来
木曜日の午後にNST外来を行っています。低栄養や過栄養の患者さんに対して、栄養状態・全身状態を評価します。
必要があれば、PEG(経皮内視鏡的胃ろう造設術)などの栄養療法を検討します。NST外来は、医師を中心に看護師、管理栄養士がサポートします。
当院のNST
2001年に栄養療法に関心のある消化器外科医のもとで単科型のNSTが始まり、2002年10月から全科型NSTが発足しました。当院は以下の認定施設にもなっており、実地修練・臨床実習が可能です。
- 日本静脈経腸栄養学会の教育認定施設
- 日本健康・栄養システム学会の臨床栄養師認定施設
- 日本栄養士会栄養サポートチーム担当者研修認定教育施設