1.業務内容
現在13名(管理栄養士:9名(パート含む)、栄養士1名、調理師2名、事務1名)と患者食は委託業者11名、総勢24名の構成になっています。また、栄養課で行っている高精度体成分分析については「治療・検査機器」の「InBody検査装置」をご覧ください(入院・外来・外来透析施設でおこなっています)。

入院
各病棟に担当の管理栄養士が常駐し、多職種と情報共有をしながら医療スタッフの一員として治療に貢献しています。
  • 患者さんの栄養状態や摂取状況などを確認し、患者さんに合った食事を提供しています。また、入院中の食事や退院後の生活状況などを考慮した栄養指導も行っています。
  • 一人ひとりに最適な栄養ケアを実施できるよう努めています。


外来
慢性腎臓病や糖尿病、生活習慣病などの栄養指導・栄養相談を行っています。
患者さんの治療のお役に立てるよう継続的な支援を行っています。

透析関連施設
定期的に担当の管理栄養士が訪問しています。
現在7つの透析関連施設があり、カンファレンスに参加し多部署との情報共有や退院後の支援、NRI-JH(透析患者の低栄養リスクを評価するツール)やオーラルフレイルチェックなどを考慮した栄養指導を実施し、チーム医療を行っています。
2.チーム活動
栄養サポートチーム、褥瘡チーム(排便コントロールチーム)などのチーム医療に参加
3.各種認定取得
  • NST専門療法士 1名
  • 日本糖尿病療法指導士 1名
  • 病態栄養専門管理栄養士 1名
  • 腎臓病療法指導士 1名
  • 健康運動指導士 1名
(*重複含む)
4.新人教育プログラム
  • 1年目:栄養課の業務全般を座学で学び、一定期間の厨房研修を行います。
    その後、病棟または外来透析施設に配属となり、教育担当者と共に業務を行いつつ、様々な研修に参加をし、管理栄養士・医療従事者として必要な技術や知識を習得していきます。1年を通してそれぞれの業務が一通りできることを目標にしています。
  • 2年目:一人前の管理栄養士として、担当場所の業務を取り組み、出来る業務幅を広げるため、担当外の業務にもチャレンジしていきます。
5.その他
  • 「東葛来ると栄養管理がついてくる」体制を目指し、入院・外来・外来透析施設・在宅における患者さんの継続的な栄養ケアを実施していくために、院内外の多部署との連携を大切にしています。
  • 病院でも資格取得や学会等参加の助成金があり、当課でも年1回以上の学会参加を推奨、資格取得のサポートをしています。