環境への取り組み
職員一同、身近なところから省エネ対策に取り組んでいます。
東葛クリニックグループでは、わが国が総力をあげて推進する地球温暖化防止対策に対して少しでも貢献できるよう、病院全体のみならず、各人の家庭においても身近なところから省エネに対する意識を高め、努力しています。
運用による省エネ
  • 冷暖房の温度設定を冬は23℃、夏は28℃に設定して空調の稼働を抑制
  • 6月から9月の期間はクールビズを実施
  • 中間期(5月・10月)には窓を開放して外気を取り入れて空調の稼働を抑制
  • 照明時間のこまめな管理
  • LED照明の積極的な採用
  • 使用していない病室の空調停止と消灯の徹底
  • 季節に合わせた給湯温度の設定
  • 空調設備のコイル及びフィルター類の定期的な清掃と交換
  • 生ごみの削減を目標に職員の食べ残しゼロ運動を実施
東葛クリニック病院の建築および改修による省エネ
  • 窓への二重ガラスの導入と遮熱フィルムを貼ることによる冷房効率の向上
  • 窓に庇(ひさし)を設けることによって遮熱効果を上げ、冷房効率の向上を図る
  • 病院内の冷気・暖気の流出を防ぐために玄関部分に風除室を設置
  • 中水設備の設置
  • 病院地下に受水槽を設置し、透析用水処理装置で使用する上水(約24t/1日)のうち、 排水となる約20%(約4.8t/1日)を中水として汚物・トイレ用に再利用
  • 高効率変圧器への取替
  • 従来のJIS規格変圧器を省エネ法・特定機器変圧器に交換し、 変圧器損失を低減、約40%の省エネを図る
  • 屋上の一部緑化
  • 屋上の約10%を緑化し、継続的な庭園管理によって温室効果を抑制
東葛クリニックみらいの透析廃液利用エネルギー削減システム(経済産業省支援事業)
透析治療時に原水がRO装置により純水処理される時に排水される濃縮液(排水温度25度)や、処理された透析液が治療に使われた後の廃液(排水温度37度)からヒートポンプにより熱を回収して原水の加温に利用します。このシステムの試運転データでは、電気ヒータ使用による原水の加温に比べて87%の電力節減を達成しています。
このシステムは関東地方では東葛クリニックみらいに初めて設置されました。